<歯に関する文献>

● 歯槽膿漏 ― 抜かずに治す (片山 恒夫 著)

1990年初版発行 定価1,800円 発行元:朝日新聞社

 歯槽膿漏はブラッシングによって治すことができるということを、実際の治癒例を紹介しながら 丁寧に解説してある。

 本書は朝日新聞に連載され、大きな反響を呼んだ内容をさらに詳しく補足説明し出版したものである。 この本の中で、末期症状の歯槽膿漏でも特殊な歯ブラシと長時間のブラッシングで歯を抜かずに治せる ということが実証されている。文章とともに詳しく図解もされており、なぜ歯槽膿漏が治るのか、そして どのような段階を踏んで治っていくのかがよく理解できる。そして後退した歯槽骨までもが長い年月の うちには(完全とはいかないまでも)回復することが数多く紹介されている。

 
● 歯周病は自分で防げる治せる  (渡辺 秀司 著)

1999年初版発行 定価1,300円 発行元:マキノ出版

 歯周病を漢方によるうがい薬で治す方法を数多くの治癒例とともに紹介している。

 歯肉炎や歯周炎(歯槽膿漏)と免疫との関係に着目し、免疫力を高めることにより歯周病を治す方法として 漢方を使ったうがい薬を推奨している。口腔内にはさまざまな菌が存在し、それぞれがバランスをとって健康を 保っている。そのバランスが崩れ、有害な菌だけが増殖すると歯周病になるが、その菌を殺すために殺菌効果の 高い洗口剤を使うと必要な菌まで殺してしまうため逆効果となることがある。漢方によるうがい薬はその問題点 を解決し、選択的に有害菌を殺菌する。


● すぐに役立つ スケーリング・ルートプレーニング  (山岸 貴美恵 編)

1997年初版発行 定価2,600円 発行元:医歯薬出版株式会社

 スケーリング及びルートプレーニングについて、数多くの写真とイラストとともに詳しく解説してある。

 この本は、実際にスケーリングやルートプレーニング(SRP)を行う歯科衛生士のための、つまり処置する側に立って 書かれた本である。しかしQ&A形式で書かれた第1章の基礎知識編などは、これからSRPを受ける患者としても知っておきたい 内容が豊富に書かれている。例えばスケーリングとルートプレーニングの違いや処置後の歯面の状態。上手な処置と下手な処置。 また、処置しにくい歯について等。
 基本的に読者のターゲットを歯科関係者に限っているため、書かれている内容をすべて理解することは困難かもしれない。 しかし、注意深く読めばSRPのメリット、デメリットが見えてくる本である。

歯槽膿漏対策・電動歯ブラシ